30分で出来るハースストーン実況解説 -解説編-

[はじめに]

この記事は30分で出来るハースストーン実況解説 -実況編-と併せてお読みください。

前記事で実況の役割について書いたので、本記事では解説について書いていきます。レッツゴー。

 

[その1 解説者は準備が命]

解説の出来は事前準備で90%が決まる。必要最低限の知識として、TempostormのMetasnapshotは暗記しておくこと。その時点の環境デッキの相性がほぼ網羅されており、非常に有用な情報である。なぜその相性なのかが説明できるとより良い。

解説に求められているのは知識の泉としての役割である。大会で活躍したり、ランク戦で何度もTOP100入りを経験しているようなプレイヤーであれば、その経験から自分の見解を述べやすいが、あなたがそうでないならどれだけ事前に知識を仕入れられるかが重要になる。経験が浅いならば努力でカバーすべきである。「環境デッキだけど触ったことがないデッキなのでわかりません」では話にならない。

余裕があれば、選手の戦歴も抑えておくと良い。せっかくスポットライトを当てるのだから、そのプレイヤーの良さも解説しよう。

 

[その2 解説者は準備が命 part2]

試合開始の数ターンはゲームを決定づける展開にならないことが多いため、マッチアップ解説から入って試合を左右するキーカードの解説をする。話し終えるころには話題にしたカードがプレイされたり、コメントが必要な盤面に差し掛かることが多い。序盤の主導権が重要なマッチアップは解説を手短に切り上げて、視聴者の集中を試合に誘導する。

基礎知識をまず伝えることで、試合の見所をわかりやすくすることが大切であり、視聴者の選手のゲームプランに対する理解の下地を作ること。

 

[その3 実況解説はターン制]

解説が必要な盤面では実況からバトンを渡される形が多いので、喋り終えたらしっかりとバトンを返そう。逆に言えば、必要な時までマイクは実況に任せておこう。その間、しっかりと試合状況やリーサル確認をしておく。

自分の出番になったら、(相手の話を遮ってでも)まず自分のコメントをハッキリと述べ、バトンを返し、必要に応じて実況と議論したり、質問に応答する。バトンタッチの鮮やかな実況解説コンビは聞いていて非常に心地よい。

 

[その4 出しゃばらない]

場のつなぎや盤面の説明は実況の役目なので、無理に話を長引かせる必要はない。要点を実況に託して、必要であればトークでその内容を膨らませる。1人で語ってしまうと話が脱線してしまいがちなので、実況とキャッチボールをすることで話の軸をブレさせないようにする。

判断やコメントに困るような状況であれば、素直にその旨を伝え、実況に思考の整理に必要な時間を稼いでもらおう。実況解説におけるコンビプレーはトークの掛け合いだけではない。

 

[その5 落ち着く]

解説しなければならない事が多いとついつい早口になってしまうが、実況も往々にして早口である。落ち着いて喋ることで実況解説に緩急が生まれる。緩急をつけることで、視聴者の”盤面を見る時間”と”手札を時間”を区切る。実況と解説の区切りをつくと、それまで実況を聞き流していた視聴者の目をこちらに向けることが出来る。長い大会になると視聴者もダレてしまうので、見どころとなる箇所はしっかり伝えていこう。

 

[その6 モジモジしない]

ミスプレイはミスプレイとはっきり断言しよう。解説は選手の弁護士ではない。悪手を指したなら指摘すべきである。また、自分がわからないことは当てずっぽうで物を言ったり誤魔化したりせずにハッキリと「わからない」言おう。下手な意地を張らずにその後に自分の意見を述べれば良い。歯切れの悪い物言いは解説の信頼度を下げ、視聴者が必要な”正しい情報”を伝えにくくなる。

 

[その7 ひとの気持ちを考えよう]

ミスプレイはミスプレイと言うべきだが、あらゆる可能性を考慮してミスプレイではない可能性を考えよう。実況と違い、解説は選手に寄り添うべき存在である。選手をリスペクトし、感情や思考を理解することに全力を尽くそう。解説がミスと言ってしまうと、選手に深い思惑があったとしても視聴者の目には浅いミスプレイとして映ってしまう。前記事で書いたように解説はリスペクトを集める存在であるので、選手に対して不当な評価をしてはいけない。責任ある役割だということをよく理解しよう。

 

[その8 反省する]

これも実況と同様、フィードバックが一番の上達の近道になる。なるべく1人で見返し、その後ペアだった実況と意見交換を行うと、主観的視点と客観的視点両方の意見が実況解説両方に返ってくるので効率がいい。

 

[まとめ]

解説は情報を提供する知識の泉になる。自分の発言に責任を持ち、責任が持てるだけの自信をつけておくこと。選手に最大限のリスペクトを示しながら、客観的に試合を注視すること。終わったらちゃんと反省回をする。

これさえ出来ればあなたも今日から立派な解説のひとです。

 

[おわりに]

解説は実況よりも求められているものが多いので大変ですね。なので最初は実況から始めて、解説の方のスキルをばんばん盗んでいったら良いんじゃないでしょうか。知は力なり。人のものを貰ったらちゃんと「感謝します」しましょう。

2編に渡ってお読みいただきありがとうございました。

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